コロナで資金不足 芸術の危機 | かボちゃブログ

コロナで資金不足 芸術の危機

こんにちは 

かボちゃです。

先日、モダンバレエの公演が予定されていましたが

コロナで中止。教室は大打撃です。

一つの舞台に、何百万とかかる世界。

急に中止となれば、損害は大きいです。

このコロナ禍、(日本は特に)芸術分野はないがしろにされがちです。

そして、バッシングも受けやすい。

「こんな非常時に、何開催しているんだ!」と。

ですが、皆さんが水を飲むように。息をしているように。

踊りや芸術をしている人たちがいることをどうか知っていてほしいと思います。

なければ生きていけないのです。

もし感染症予防をきちんと行っているスーパーマーケットに買い物に行って、

クラスターが起きてしまったとき

「こんな時に開いている店が悪いんだ」

とはならないですよね。

マスクをしなかった人、入る前にアルコール消毒をしなかった人、大声を出して会話をしている人

ルールを守らなかった人にバッシングが行くはずです。

ですが舞台では、

3密を避けた環境、徹底した感染症予防の中ルールを守らない人がいて起こっても

主催者が悪くなります。

とても寂しく思います。

少し話がそれますが

歴史上、

人口が減っていく国で何か問題が起きたときに学者や芸術家から切り離す国は存続しないといわれています。

ピンチになった国は芸術家がいてもご飯が製造されることはないし、学者がいても兵力になるわけではないので切り捨てます。

一方同じ状態の国があったとして、切り捨てることなく考える国は

学者からの意見、芸術家からの意見を取り入れて、国の復興を目指します。

例えば、

ある国では学者に稲の生産を効率化させる方法を考えさせて。

ある国では踊りの動きから武術を発展させて。

こうしてみると

切り捨てた国と切り捨てない国で存続するかしないかがわかるかと思います。

何かの危機に陥ったとき、人が人を裁いたとて何も変わりません。

コロナのような目に見えないものを相手にするならなおさらです。

文明社会が発展していくこの世の中で、芸術が廃れていく日本。

これは ある意味日本の危機と言っても良いのではないのでしょうか。

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